レシピ / Recipe

紅葉狩り

獣を捕まえるために森や山に入ることに使われていた『狩り』という言葉、やがて、野鳥や小動物を捕まえる意味に広がり、さらに野草やキノコを求めて野山に入ること、そして、『イチゴ狩り』、『ぶどう狩り』など果物を採る意味にも用いられるようになりました。紅葉狩りは「紅葉と楓の落ち葉を拾いに行くこと」と思われがちですが、正しくは草花を眺めること、「紅葉を見にでかけること」といった意味合いなのです。

平安時代、平安貴族は自然を愛でることに「狩り」という言葉を使いました。

当時、観賞用の紅葉は山野に出かけなければ、見られませんでした。山野に出かけ、紅葉などの草花を手に取って眺めることから、「狩り」の言葉が使われるようになったようです。

紅葉

紅葉(こうよう)って??

読んで字のごとく、葉の色が赤くなっていくことです。

紅葉するのは、ヤマモミジ、イロハカエデ、イチョウ、ブナ、ナナカマドなどの落葉樹とよばれる種類の木のみ紅葉します。

葉の色が変わるのは、木が冬の準備のため葉の付け根に仕切りを作るためです。葉で作られた栄養が枝の方に流れにくくなり、葉が赤や黄色に変わります。はじめは枝先のひとつの葉から色が変わり、だんだん木全体へと広がっていきます。昼夜の寒暖の差が激しく、太陽の光と水分がたっぷりある場所は特に紅葉が見事だと言われています。明け方の最低気温が6~7度になると紅葉が始まり、20日~25日後に見ごろになるそうです。

山吹色や若草色、萌黄色などのたくさんある素敵な日本の伝統色の名前には、移り変わる四季に育まれた日本人の豊かな感性が表れています。

紅葉と楓

紅葉といえば真っ赤に色づいた手の平のような葉を思い出しますが、これは「イロハカエデ」というかえで科の植物のことです。紅葉の時期に「モミジ」と呼んでいるのは、このカエデ科の植物が、紅葉する植物全般をさしています。ちなみに「カエデ」とはカエルの手に似ていることからカエデとなったという説があります。

世界一!!

海外からの観光客が多い昨今、世界の国々の中でも、とりわけ日本の紅葉は美しいと評判です。それは日本の気候風土のなせるワザ!

しかも、紅葉を見ることを目的にした行楽も日本独特です。

お天気も良く、気候も穏やかなこの時期に、遠くに出かけなくても近所の公園で、落ち葉を見つめながら、落ち葉の奥深い色を見つめながら、今の季節だけ堪能できる紅葉狩りをお楽しみください。

前回の知恵袋へ次の知恵袋へ