レシピ / Recipe

昼寝のすすめ

7月1日から、総理官邸からの『夏の生活スタイル変革』により、中央官庁では国家公務員の始業時間が1~2時間繰り上げられました。

そして、夕方早くから買い物や家族との時間を過ごす等で。そのような生活スタイルが民間でも広がりつつあります。朝陽を浴びての起床、なかなか気持ちの良いものですが、早起きした時の昼食後の睡魔との戦い、どなたもご経験があるのではないでしょうか?

まずは夜、ぐっすり寝よう!

夏は特に不眠になりやすいのです。外の気温が高くなるため、体の中の熱を逃しにくくなります。寝苦しい夜には汗の出口となりやすい手足を避け、血管が表面を走っている頭や首、腋の下を冷やせば、体温が効果的に下がっていきます。

また、夏はシャワーで済ませがちですが、寝る1時間以上前にぬるめの湯で入浴すると入浴後の1時間後に体温が急に下がり、眠気がやってきます。

体内時計

人間は体内時計によって、午前と午後の2時から4時に眠気のピークを迎えます。お昼寝をおすすめしていますが、スペインにある『シエスタ』という昼寝の慣習等が日本にはないため、なかなか現代社会では困難なのが現状です。お昼寝が実施されているのは保育園ぐらいですね。この眠気のピークに会議等を設定しがちですが、重要な会議は、できれば昼食を食べた直後の方がベストです。

効果的な昼寝

睡眠には2種類あり、主に体を休ませる浅い睡眠と、脳を休ませる深い睡眠とあります。この2つの睡眠を一晩のうちに交互に繰り返し、その周期の長さはかなりの個人差があります。深い睡眠から起こされると、ボーッとした状態が続き、なかなか覚醒できないのです。昼寝はまさしく深い睡眠に入る前の30分以内がベストです。30分以上になると、深い睡眠に入るため、覚醒した時に頭がすぐに回らなくなるため、仕事等に支障が出てきます。そして、体内時計の関係から、午後3時前ですと夜の睡眠に影響が出づらいです。

大人の昼寝を実施している人たちがいます。大工さんやとび職等、高所の作業が伴う方や電車やトラックの運転手さんたちです。命の危険にさらされた現場で働く人たちは、午後の集中力を高めるために大人の昼寝が確保されています。

昼寝をすることによって、昼食の消化を助けたり集中力を上げたり等、ほんの15分の昼寝には良いことづくしですので、是非学校や職場で実施してほしいものです。

夏休み等に車でお出かけして渋滞にはまった時等は無理をせず、車を止めてお昼寝することで、事故防止に繋がります。

適度な昼寝は、夏の疲れ解消に効果的で、熱中症予防や夏バテ防止にもおすすめです。

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