レシピ / Recipe

北陸に注目!

3月14日に北陸新幹線開業によって、関東からのアクセスが良くなり、より身近になる北陸地方の富山、金沢をはじめとした、華やかながら、質実剛健さを併せ持つ独特の文化と旬の美味である加賀料理と北陸ならではのおいしいものをご紹介します。

北陸三県

富山湾はお魚の宝庫

富山県は飛騨山脈をはじめとした山々に囲まれ、富山湾を囲む山々からの雪解け水が富山湾に注ぎ込み、海底の起伏が激しくのこぎり状になっているので、より漁業資源を豊かにしています。

3~6月のほたるいか、4月~11月の白エビ、秋から冬の甘エビ、冬の寒ブリが有名です。

富山のこしひかり

富山平野の水田に育つ稲は、粘り強い食感の米を実らせます。こしひかりは人気のお米です。旨い魚と米で作ったお寿司では、ますの押し寿司、かぶら寿司は代表的なお寿司です。

富山名物の「塩ぶりのかぶら寿司」はカブの間に薄く切った塩ブリを挟み込み、何段にも重ねて麹でつけたお寿司です。

かぶら寿司と甘エビ

伝統の加賀料理

石川県はかつて、大陸から伝わってくる食の窓口でした。また、中世から近世にかけて、石川県は北前船の拠点でした。当時、北前船は日本海の物流の担い手として大活躍しましたが、これによって、石川県には全国各地の物品が運ばれてきました。

その後、豊臣秀吉の影響下で、京風の食文化が育っていき、「京風と江戸風の融合」の食文化が育ち、独自の食生活が受け継がれています。

金沢城主の前田藩の城下町の余裕が、敏感な食味感覚と高度の料理技術の加賀料理を生み出しました。豊富で新鮮な魚介類、金沢かぶをはじめとした加賀れんこん等の加賀野菜を手に入れ、食を通して繊細な主客の心の触れ合いを大切に育ててきました。加賀料理には優美な蒔絵を施した漆器や可憐で華やかな九谷焼の食器等、味覚だけではなく、視覚も楽しませてくれる食文化が育っていきました。

代表的な加賀料理、治部煮(じぶ煮)

加賀藩時代から毎日の惣菜として、またハレの日の料理として庶民が作り出した加賀料理の代表的な煮物。

鴨、すだれ麩、しめじ、しいたけ、ほうれん草、セリ等をしょうゆ、酒、砂糖とだし汁で煮たものです。この時、肉に粉をからませ、とろみをつけて、肉のうま味を逃がさないのが特徴。こちらの素材が一般的ですが、地元金沢では、四季を通じて、春は筍、夏は湯葉、秋には松茸と四季を通じて作られています。

北陸新幹線

春休みやゴールデンウィーク等の連休に、話題の街へ行ってみようかと思っていらっしゃる方も多いかと思います。

この春話題の北陸地方、加賀百万石、きらびやかで美味しいものが豊富な街、その上、古都の雰囲気がある魅力的な街です。

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