レシピ / Recipe

年越しの準備

大晦日、つまり、12月31日の夜は年越し、大年、除夜、年一夜、大つごもりなどとも言います。

いずれも今年から来年へ、新しい年の変わり目を迎える特別な夜。年越しにあたって、行く年を惜しみ、新しい年をゆっくりと迎えるために、あらためて、年越しの行事と準備をご紹介します。

もちつき

年の瀬

年の暮れ、年の果てともいい、12月に入ってからのこと、またはクリスマスが終わってからをさすことも現在では多いです。

全国的にお正月の準備にかかるのは12月13日ころからが多いです。それは、12月13日が江戸城の「すす払い」に決められていた名残のようです。このころから、少しづつ、準備をしていくと緊迫感なく、年の瀬を迎えられますね。

たとえば、お正月に作るおせち料理をリストアップして、乾物等日持ちするものをスーパーのポイントが倍増する日等に買うとお得感、ありますね。

賀状

賀状年賀状が一般的になったのは明治中頃です。それまで、新年の挨拶すべき家に出向いて年始の挨拶をしたものでしたが、このころにわざわざ出向かず、名刺を封筒に入れて送る習慣が生まれました。郵便制度の発達とともに、はがきの年賀状となりました。インターネットの普及とともに年賀状を出すことが毎年減っている昨今ですが、年末に一枚づつ宛名を書くのは、忙しい年の瀬でも懐かしい友を思い出しながらの楽しいひと時ではないでしょうか?

12月15日(土)から年賀状の受付、12月25日(火)までに出すと、元日に届くと日本郵便では、お知らせに出ています。

としこしそば

大晦日に年越しそばを食べる習慣は、江戸時代に定着しました。忙しい月末の夜中に食べる「三十日そば」という商家の風習の名残です。

そばは細く長く伸びることから、年越しそばを食べて寿命を延ばそうとする願いが込められています。また、金銀細工職人が仕事場で飛び散った金粉を取り出したことから、「そばは金を集める」という縁起の意味があったとも言われています。実際、当初は、大晦日にそば団子を食べていたようですが、やがて現在のようにそばを食べるのが一般的になりました。また、年越しそばの薬味に刻みねぎが添えられるのは、ねぎの語源が「ねぐ」からきていて「祈る」という意味があることから、ねぎを添えることで、さらに長寿や金運を祈願するとも言われています。

除夜の鐘

除夜の鐘年末最後の大晦日は、旧年と新年の区切りの日であり、その夜を「大晦」(おおつごもり)「除夜」「年越し」などといって、新年の神様である年神様が来るのを寝ないで待つ日とされていました。かつては日没を一日の境としていたので、大晦日がくれるとともに新年となりました。つまり、除夜の鐘は新年の行事の一部だったのです。

大晦日の夜は神社の境内で火を焚き、夜を徹して神主が罪やケガレを清める大祓えを行い、寺院では、午前零時を前にして除夜の鐘を突き始め、年をまたいで、百八回鳴らします。百八回つくのは、中国の宋の時代から始まったもので、12ヶ月と二十四節気と七十二候をあわせた数が百八になるためといわれています。

また、別説では、人間が過去、現在、未来にわたって持つ百八の煩悩を打ち払って、罪業の消滅を祈るためとも言われています。

昨今は働いている主婦の方も多く、お正月の準備は仕事納めが終わった29日から、というお宅も多いかと思われます。大掃除、おせち料理作りと盛りだくさんですが、無理をせずに計画立てて、行く年を振り返り、来る年に思いを寄せてはいかがでしょうか?

今年も、この知恵袋のコーナーにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。来年も、「ほんのちょっと役に立つコーナー」になれるよう頑張ってまいります。残すところわずかですが、みんなで元気に新年を迎えられるよう、もう一頑張り!来年も宜しくお願い致します!!

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