レシピ / Recipe

すす払い

近年では、大掃除といえば、仕事が終わって、大晦日前の29日、30日の行事となっていますが、かつては『すす払い』と言われ、12月13日に行われていました。

お正月の歳神様を迎えるために、1年分の家の汚れを落とし、その年の厄を祓ったのです。

掃除

古くは …

江戸時代に12月13日を「すす払いの日」と幕府が設定し、江戸城のすす払いが大掛かりで、行われました。江戸庶民もこれにならって、大掃除をこの日にやるようになったと言われています。

正月事始め

12月13日は『正月事始め』と言って、正月の準備を始める日とされ、この日から少しづつ、お正月の準備をします。
門松用の松を野山に取りに行く『松迎え』などもこの日に、行われます。

現在でも …

寺社ではこの日に「すす払い」を設定しているところが多くみられます。
昔ながらの竹竿にわらをくっつけた『すす梵天』等で仏像や堂内の汚れを払ったりする光景が見られます。

避けたい日

現在は、クリスマスが終わって、仕事納めしてからの方が多いお正月の準備ですが、昔の人は26日と29日は避けたそうです。26日→ろくなことがない 29日→9が苦を連想させる と考えられたそうです。今でも、餅つき等の行事はこの日を避ける習慣も残っているようです。

現在のようにクリスマスが華やかではなかった戦前はお正月が1年のうち最大のイベントで、お正月を迎えるために、前々から準備していた様子がうかがわれます。

「すす払い」にちなんで、大掃除の先人たちの知恵をいくつかご紹介しましょう。

網戸
窓ガラスを掃除の前に、まずは網戸の掃除がポイント。
スポンジを二つ用意します。一つは網戸の裏側からおさえて、もう一つは表側から、叩くようにします。そうすると、裏側のスポンジにほこりが叩き出されます。
窓ガラス
曇りの日がおススメ。湿度が高い日が窓の汚れがきれいいに落ちます。
洗剤を使わなくても、水で濡らした新聞紙を使って窓を拭くとピカピカになります。
玄関
掃除水が流せない玄関には、お茶殻をまいて、掃き掃除です。
ベランダ等にもお勧めのやり方です。お茶殻にゴミやほこりが吸着して、ほこりがでないで、お掃除ができます。
お茶殻があまりでないお宅では、軽く湿らせた新聞紙をちぎり、玄関に敷き詰めて、ほうきではくと、便利です。

今回は半日でできそうな家の外回りのポイントを3つご紹介しました。

昨今は働いている奥様も多く、大掃除は計画たてて、家族で力合わせて、分担しながら楽しいイベントとして、やりたいものです。きれいにお掃除して、良いお正月を迎えましょう!

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