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暦の知識

日常生活を送る上で、暦は欠かすことが出来ません。
暦とは、どこの家にも必ずある、いわゆるカレンダーのことです。

でも、単に暦といってもいろいろですよね。そんな素朴な疑問はありませんか??

太陰暦(たいいんれき)
月の満ち欠けを基準にして作られた暦。“太陰”とは“月”のことです。
古代中国から伝わり、古代の暦はほとんどこの暦です。しかしながら、月の周期が約29日なので、季節のズレが生じ不便でした。
太陰太陽暦(たいいんたいようれき)
旧暦、陰暦とも呼ばれています。古代中国で作られ、日本には飛鳥時代に伝わりました。
太陰暦を太陽の動きや季節に合わせて調整し、日本では明治5年まで使われていました。
現在でも、太陰太陽暦に基づいた慣習が各地に残っています。
太陽暦(たいようれき)
地球が太陽を回る周期(公転)をもとにし、実際の季節とズレがないようにした暦。これが、現在使われている暦です。
1582年に作られたグレゴリオ暦がもとになっています。日本では明治5年12月3日から実施。
旧暦と新暦に一ヶ月弱のズレがあったため、農家では種まきから収穫までの時期がわかりづらくなり、農村部では長い間、旧暦が残っていました。
二十四節気(にじゅうしせっき)
太陰太陽暦の一つで、中国の戦国時代に考えられました。太陽の動きに基づいて、1年を24に分け、それぞれの名称がついています。
「春分」「秋分」「夏至」「冬至」などのことです。春分、秋分の日は国民の祝日ですが、実は特定の日が決まっておらず、毎年国立天文台で太陽の動きを計算して日付を決めます。
雑節(ざっせつ)
二十四節気をもとに、日本の気候に合わせて、足りない部分を補足した暦。
節分、彼岸、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日などです。現在も年中行事として、数多くの習慣が行われています。
五節句(ごせっく)
中国から奈良時代に伝わり、“節”は季節の変わり目で、季節の植物を置いて、邪気をはらう習慣がありました。江戸時代に祝日として制度化されましたが、明治の改暦で廃止に。人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)は今でも行事が定着しています。

いろいろな暦のとらえ方がある事を改めて実感しました。

俳句や和歌の季語になっていたり、はがきや手紙の時候の挨拶として、現在でも使われています。言葉のひびきから、ふと季節の移ろいを感じ取ることができるのではないでしょうか?

そして、カレンダーの中でご家庭ならではの記念日もあるはず。

新たなカレンダーに印をつけて、今年も一年、良い年でありますようにお祈り、申し上げます。

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