レシピ / Recipe

土鍋のつかいこなし

土鍋の歴史は縄文時代の土器にその原型が見られるほど、古いものです。

江戸時代になると、庶民の食文化の発達とともに多くの鍋料理が生まれました。

そして、明治以降の食卓では家族で囲んで、鍋をつつく風景が今日まで続いています。

毎年、新しいタイプの鍋料理が登場してきて、現在の冬の家庭料理の定番です。

そんな、鍋料理に欠かせない土鍋、これ一つあると、鍋料理も美味しさプラス、そして、食卓を囲みながら、箸をつつき、家族の団欒がうまれます。

土鍋の使い始め

新しい土鍋は、水分がしみ込みやすく、そのまま使うと料理の煮汁等がしみ込んでしまいます。それを防ぐために、おろすときはまずはおかゆを炊くこと。米のでんぷん質でひび割れや水漏れを防ぐことが出来ます。使って、ひびが入ってきたときもおかゆを炊くとひび割れが解消できることもあります。

土鍋のひび

土鍋使用の注意点

  • いろいろな土鍋鍋底がぬれたまま火にかけたり、熱いうちに水につけたりすると割れたり、ひび割れの原因になります。特に新品のうちは急激な温度変化に弱いので要注意です。
  • 土鍋の中に料理を入れっぱなしにしておくと臭いがつきやすいので注意。
    もし、臭いがついてしまったら、茶殻と水を入れて、煮立ててみましょう。
    また、お酢でも消臭効果があります。
  • 洗った後はしっかり乾燥させましょう。布巾で拭いても水分が残っています。水気がカビの原因に。たまには底を天日干しにするのが理想です。しまうとき、新聞紙に包んでしまうと湿気が防げます。
  • フッ素加工等の直火OKの土鍋ですと、焼いたり炒めたり出来ますが、油が多いと鍋肌に油膜が出来てしまします。最小限の油で調理するようにしましょう。

土鍋使用の注意点ばかり並べるとちょっと、めんどくさ~いと思われがちですが、土鍋は古くからの優秀な日本の道具です。

土鍋はとても「保温力が強く」、一度あたためるとなかなか冷めません。「遠赤外線効果」があって、短時間で食品のうま味を引き出してくれます

特にコトコト煮込む煮物はいったん火を止めて、余熱で仕上げると、環境にやさしく、煮くずれもふせげます。土鍋で煮たほっくりとした煮物を食べると土鍋のよさを実感できます。

また、「テーブルにそのまま出せる」のもとっても便利!

そして、意外としらないのが、「ご飯も炊ける。」って事。土鍋にお米とお米の1割増の水を入れ、1時間ほど吸水させます。

中火にかけ、沸騰したら弱火でおおよそ10分、そしてその後、15分蒸らせば出来上がり。

せっかくの土鍋、鍋物だけではなく、もっと普段のお料理に活用してみましょう!

前回の知恵袋へ次の知恵袋へ